宗旨変・宗旨替(読み)しゅうしがえ

精選版 日本国語大辞典 「宗旨変・宗旨替」の意味・読み・例文・類語

しゅうし‐がえ ‥がへ【宗旨変・宗旨替】

〘名〙
① 信仰する宗教・宗派をかえること。
ひょっとこ(1915)〈芥川龍之介〉「法華気違ひだった旦那が急に、門徒へ宗旨替(シュウシガヘ)をして」
② (比喩的に) 主義主張趣味などをかえること。
※厭がらせの年齢(1947)〈丹羽文雄〉「なほ生命を大切にすることが醇厚美俗のお題目なら、あたしは宗旨変へをするわ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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