安食西村(読み)あんじきにしむら

日本歴史地名大系 「安食西村」の解説

安食西村
あんじきにしむら

[現在地名]豊郷町安食西

安食南村の北にあり、やや東を中山道が走る。慶長高辻帳に「安食ノ西村」とあり、高一千一一八石余、うち小物成一石とある。元禄八年大洞弁天寄進帳によれば男二三六・女三〇一、寺社男七・女六。「木間攫」は本郷ほんごう出町でまちの二つに分れると記す。明治一一年(一八七八)の安食西村誌(豊郷村史)には、四方隣村の田畑宅地に連なり、土地平坦で肥沃薪炭に乏しく、運輸に便利とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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