安芸津町(読み)あきつちよう

日本歴史地名大系 「安芸津町」の解説

安芸津町
あきつちよう

面積:六五・三四平方キロ

北西は東広島市、北から東は竹原市、西南安浦やすうら町に接し、南は三津みつ湾に面する。町域海上には唐船からぶね島・ホボロ島・鼻繰はなぐり島・藍之あいの島・竜王りゆうおう島・大芝おおしば島・小芝こしば島がある。三面を山に囲まれ、北に岩伏いわぶせ山・栃谷とちだに山、西北に竜王山があり、北部から南部に傾斜する山がちの地域である。中央部を南流する三津大みつおお川と西北部からほぼ東流する高野たかの川の谷間、および海岸部の平地集落がある。三津湾の奥の三津に港があり、古くから町ができていた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報