安秀(読み)あんしゅう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「安秀」の解説

安秀 あんしゅう

?-971 平安時代中期の僧。
法相宗(ほっそうしゅう)。奈良興福寺の平源唯識(ゆいしき)をまなぶ。天徳2年の維摩会(ゆいまえ),応和3年の宗論(しゅうろん)の講師(こうじ)をつとめる。康保(こうほう)2年律師となり,4年興福寺別当。天禄(てんろく)2年4月26日死去。美濃(みの)(岐阜県)出身

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android