安政村(読み)やすまさむら

日本歴史地名大系 「安政村」の解説

安政村
やすまさむら

[現在地名]野津町千塚ちづか 福原ふくばる

平野ひらの村の北、千塚川流域にある。慶長二年(一五九七)の野津院検地帳写(渡辺家文書)には安政村が平野村など九ヵ村分と一括された一冊が含まれ、村位は下。同一一年の惣御高頭御帳に安正村とみえ、高一三石余。下ノ村組に属した。正保二年(一六四五)の稲葉能登守知行高付帳では長小野ながおの村に一括され、正保・元禄・天保の各郷帳でも同村分に含まれる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android