安ぽい(読み)やすっぽい

精選版 日本国語大辞典 「安ぽい」の意味・読み・例文・類語

やすっ‐ぽ・い【安ぽい】

〘形口〙 (「ぽい」は接尾語)
① 見るからに品質が悪くて、価値が低く感じられる。いかにも安物らしい感じである。
小公子(1890‐92)〈若松賤子訳〉前編「安(ヤスッ)ぽい虚飾的(はでな)置物や、額は見えず」
品格がない。重みがない。軽々しい。また、価値がない。取るに足りない。
滑稽本八笑人(1820‐49)二「コレ番毎アバ公アバ公とあんまり安っぽく引だすなへ、いめへましい」
やすっぽ‐さ
〘名〙

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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