孫引(読み)まごびき

精選版 日本国語大辞典 「孫引」の意味・読み・例文・類語

まご‐びき【孫引】

〘名〙 ある文句を引用するとき、原典原文を調べないで、他の本に引用してあるものをそのまま用いること。
随筆・寒檠璅綴(1880頃)一「述斎林先生の語られしは孫ひきは必せぬものなり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android