学料田(読み)ガクリョウデン

デジタル大辞泉 「学料田」の意味・読み・例文・類語

がくりょう‐でん〔ガクレウ‐〕【学料田】

平安時代大学寮その他の学生がくしょうの勧学料として支給された田。勧学田かんがくでん学田

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「学料田」の意味・読み・例文・類語

がくりょう‐でん ガクレウ‥【学料田】

〘名〙 奈良・平安時代、大学寮その他の学生(がくしょう)奨学のために支給された田。輸地子田(ゆじしでん)地代を勧学料にあてた。八世紀中頃の支給をはじめとし、九世紀頃には勧学田と呼ばれて学生数の増加に応じて付加された。大宰府の学生には学校料田が支給された。学田。→勧学田

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android