子守神社(読み)こまもりじんじや

日本歴史地名大系 「子守神社」の解説

子守神社
こまもりじんじや

[現在地名]可児市中恵土

中恵戸なかえどの西方中央、字宮前みやまえにある。祭神は天之水分神・国之水分神の二座。旧郷社。創建の時期は不詳。安永二年(一七七三)の子守明神縁起(三宅文書)によれば、保元年間(一一五六―五九)に、武儀むぎ郡に住むもと北面の武士和泉源内兵衛重義が、可児郡の前田の里に行き子供の神となれという薬師如来お告げを受け、妻とともに当地を訪れた。可児の長である大佐和の家に住み三二年間に三二人の子供をもうけた。

子守神社
こもりじんじや

[現在地名]平内町内童子

内童子うちどうじ集落南端にある。祭神は木花咲耶姫命、旧村社。開創棟札の写に「寛永四年四月二十一日 奉造立如意輪観世音菩薩 社頭別当日光院四世山名法印 寛文七年ヨリ社預松野木村清宝院」とあり、寛永四年(一六二七)という。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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