デジタル大辞泉
「嬋媛」の意味・読み・例文・類語
せん‐えん〔‐ヱン〕【×嬋媛】
[ト・タル][文][形動タリ]あでやかで美しいさま。優美であるさま。
「暮れんとする春の色の、―として、しばらくは冥邈の戸口をまぼろしに彩どる中に」〈漱石・草枕〉
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せん‐えん ‥ヱン【嬋媛】
〘名〙 (形動タリ)
① 心をひかれるさま。美しくたおやかなさま。また、
美女のこと。
② 枝と枝とが相引きつらなること。また、そのさま。
※
菅家文草(900頃)四・寄白菊四十韻「蘂期
レ揚
二酷烈
一、茎約
レ引
二嬋媛
一」 〔
広韻〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
普及版 字通
「嬋媛」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報