姫萩(読み)ヒメハギ

デジタル大辞泉 「姫萩」の意味・読み・例文・類語

ひめ‐はぎ【姫×萩】

ヒメハギ科多年草山野に生え、高さ約20センチ。根際から分枝した多数の茎に卵形の葉が互生する。4~7月ハギに似て小さい紫色蝶形花を開く。実は扁平で2枚の殻がある。

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精選版 日本国語大辞典 「姫萩」の意味・読み・例文・類語

ひめ‐はぎ【姫萩】

〘名〙 ヒメハギ科の多年草。各地の丘陵地に生える。高さ一〇~三〇センチメートル。茎は地表をはう。葉は短柄をもち楕円形または卵形で長さ一~二センチメートル。初夏葉腋に紫色の三弁からなる左右相称花を開く。果実は軍扇形で先がややくぼむ。和の遠志(おんじ)と呼ばれ古くから袪痰(きょたん)・強壮薬として煎服(せんぷく)される。漢名は瓜子金で、遠志は中国産のイトヒメハギの名。《季・春》 〔俳諧・新季寄(1802)〕

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動植物名よみかた辞典 普及版 「姫萩」の解説

姫萩 (ヒメハギ)

学名Polygala japonica
植物。ヒメハギ科の常緑多年草,薬用植物

姫萩 (ヒメハギ)

植物。タデ科一年草,薬用植物。ミゾソバ別称

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