改訂新版 世界大百科事典 「妹背牛」の意味・わかりやすい解説 妹背牛[町] (もせうし) 北海道中央部,空知支庁雨竜郡の町。人口3462(2010)。石狩平野北部,石狩川と雨竜川の合流点に位置し,中心市街はJR函館本線妹背牛駅東側にある。1889年雨竜原野の払下げを受けて開かれた華族組合農場の一角として開拓が始まる。かつては沼や湿地が多かったが,土地改良により肥沃な農地となった。米の単作地帯として知られるが,養鶏も盛んである。肥料用袋,暖房器などの工場もある。執筆者:氷見山 幸夫 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報