精選版 日本国語大辞典 「妙音」の意味・読み・例文・類語 みょう‐おん メウ‥【妙音】 [1] 〘名〙 非常に美しい音声。また、美しい音楽。妙韻。※菅家文草(900頃)一一・為平子内親王先妣藤原氏周忌法会願文「凡妙音所レ及、真味之潤」※音曲声出口伝(1419)「声は無色なるに、あやなせる所、是上手の妙音成べし」 〔戦国策‐楚策〕[2] 「みょうおんてん(妙音天)」の略。※平家(13C前)七「弁才妙音二天の名は各別なりといへ共」 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
普及版 字通 「妙音」の読み・字形・画数・意味 【妙音】みよう(めう)おん すぐれた音楽。妙声。漢・傅毅〔七激〕太師奏操し、榮歌す。~沈玄穆(げんぼく)、物に感じ靈に悟る。此れ亦た天下の妙なり。字通「妙」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「妙音」の解説 妙音 みょうおん ?-? 室町時代の尼僧。信濃(しなの)(長野県)の人。文明年間(1469-87),紀伊(きい)伊都郡(和歌山県)慈尊院をおとずれて洪水の害を予言。弥勒菩薩と堂を山側の地に移転させたという。天文(てんぶん)9年(1540)紀ノ川の洪水で旧寺地は川床となった。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例