デジタル大辞泉
「女心」の意味・読み・例文・類語
おんな‐ごころ〔をんな‐〕【女心】
1 女の心。女性に特有な、しとやかで優しい心。
2 女が男を恋しく思う心。「女心のせつなさ」
3 男が女にひかれる心。女を求める心。
「仁俊は―あるものの、空聖だちけると申しけるを」〈十訓抄・四〉
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おんな‐ごころ をんな‥【女心】
〘名〙
① 女に特有の
気持。やさしい気持や、いちずに思う気持など。おみなごころ。おんなごこち。⇔
男心。
※経信母集(11C中か)「よのつねの女こころならば、さしおきものすべきものにはあらず」
② 女が男を恋しく思う気持。おみなごころ。
※
御伽草子・松姫物語(岩波文庫所収)(室町末)「頼み難きは女心かなと」
③ 男が女を求める心。女を恋しく思う気持。おみなごころ。
※十訓抄(1252)四「仁俊は女心ある者の空聖立ちけると申しける」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
普及版 字通
「女心」の読み・字形・画数・意味
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