奥羽観跡聞老志(読み)おううかんせきもんろうし

日本歴史地名大系 「奥羽観跡聞老志」の解説

奥羽観跡聞老志
おううかんせきもんろうし

二〇巻二〇冊 佐久間義和(洞巌)

成立 享保四年序

写本 宮城県図書館・内閣文庫

解説 佐久間洞巌が藩主伊達吉村の命により奥羽各地を巡歴して古老の聞取り、あるいは各地に残る古書物をもとに調査して書上げたもの。国郡の沿革、各郡の名所旧跡故事産物などについて記され、とくに巻一一が現在の福島県の各郡について記し、白河関安積山安積沼・信夫もじ摺などの歌枕について詳しい。

活字本 仙台叢書一五・一六、「奥羽観蹟聞老志(明治一八年)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android