天知る地知る我知る子知る(読み)テンシルチシルワレシルシシル

デジタル大辞泉 の解説

てんわれ

《「後漢書」楊震伝から。後漢の楊震が賄賂わいろを断るときに言ったという》他人は知るまいと思っても、天地の神々も、自分も、それをするあなたも知っている。悪事は必ずいつかは露見するものだということ。四知
[類語]こそこそ三里壁に耳あり壁に耳あり障子に目あり後ろの目壁に耳壁の物言う世かきに耳あり障子に目あり闇夜に目ありやぶに目隠れたるよりあらわるるはなし

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