天広丸(読み)あまの ひろまる

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「天広丸」の解説

天広丸 あまの-ひろまる

1756-1828 江戸時代後期の狂歌師
宝暦6年生まれ。唐衣橘洲(からころも-きっしゅう)にまなび,酔竹側(橘洲社中)の判者となる。酒をこのみ,そのため財をうしなう。文政11年9月15日死去。73歳。一説に文化6年3月28日死去。54歳。相模(さがみ)(神奈川県)出身本名は磯田広吉。通称は豊吉。別号に酔亀亭,酔亀翁。著作に「狂歌酒百首」,編著に「狂歌玉笹集」など。
格言など】くむ酒はこれ風流の眼なり月を見るにも花を見るにも(「狂歌酒百首」)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android