天和調(読み)てんなちょう

精選版 日本国語大辞典 「天和調」の意味・読み・例文・類語

てんな‐ちょう テンワテウ【天和調】

〘名〙 天和年間(一六八一‐八四)、俳諧革新の主流をなした芭蕉・素堂・言水らの作風。漢詩文調を積極的にとり入れ、破格調句が多く生硬な感じがするが、新しい俳諧の境地を開拓している。虚栗調(みなしぐりちょう)

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