天下茶屋・殿下茶屋(読み)てんがぢゃや

精選版 日本国語大辞典 「天下茶屋・殿下茶屋」の意味・読み・例文・類語

てんが‐ぢゃや【天下茶屋・殿下茶屋】

[一] (「てんがちゃや」とも。豊臣秀吉が住吉神社参拝の際に立ち寄った茶店があるところから呼ばれた) 大阪市西成区の東部、旧住吉街道(紀州街道)に沿う地名風景のよいことで知られた。阿倍野合戦・石山攻めなどの古戦場
[二] 歌舞伎脚本「敵討天下茶屋聚(かたきうちてんがぢゃやむら)」などの通称

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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