天の浮橋(読み)あまのうきはし

精選版 日本国語大辞典 「天の浮橋」の意味・読み・例文・類語

あまの【天の】 浮橋(うきはし)

天上地上との通路として、かかっていると信じられていた橋。
※続後撰(1251)春上・一一「神代よりかはらぬ春のしるしとてかすみわたれるあまのうきはし〈後嵯峨院〉」
太平記(14C後)二五「伊弉諾(いざなぎ)伊弉(いざなみ)の男神女神の二神(ふたはしら)、天(アマ)浮橋(ウキハシ)の上にして」
[補注]「はし」は「梯(はし)」の意かともいわれている。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android