天つ命(読み)あまつよさし

精選版 日本国語大辞典 「天つ命」の意味・読み・例文・類語

あまつ【天つ】 命(よさし)

天の命令天命あまのよさし。
書紀(720)允恭即位前(図書寮本訓)「夫れ帝(みかど)の位は、久に曠しくある可からず。天命(アマツヨサシ)は、謙(ゆづ)り距(ふせ)ぐ可からず」
[補注]漢語「天命」の訓読により生じた語か。もし、元来和語であったものとすれば、「あまつ」は「天つ神の」の意。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android