大黒正宗(読み)だいこくまさむね

[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクション 「大黒正宗」の解説

だいこくまさむね【大黒正宗】

兵庫の日本酒。酒名は、神戸祥福寺の山田無文師(のちの妙心寺管長)により命名大吟醸酒本醸造酒などをラインナップ。原料米は山田錦、夢錦。仕込み水は灘五郷名水「宮水」。蔵元の「安福又四郎商店」は宝暦元年(1751)創業所在地は神戸市東灘区御影塚町。

出典 講談社[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクションについて 情報

世界大百科事典(旧版)内の大黒正宗の言及

【相州物】より

…この相州伝とは,硬軟の鉄を組み合わせて鍛えた板目に地景が入った美しい地肌と沸が厚くつき,金筋,稲妻,砂流しなどの働きが多い湾れ(のたれ)の刃文に特色がある。正宗の作品は太刀,短刀ともに多いが,在銘作は少なく,京極家伝来の〈京極正宗〉,最上家伝来の〈大黒正宗〉,本庄家伝来の〈本庄正宗〉と号のある短刀,また尾張家伝来の名物〈不動正宗〉の短刀など数点にすぎない。正宗の子に貞宗がおり,父の作風を継いで上手であるが,比較的おだやかなものが多い。…

※「大黒正宗」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」