大鰐(町)(読み)おおわに

日本大百科全書(ニッポニカ) 「大鰐(町)」の意味・わかりやすい解説

大鰐(町)
おおわに

青森県中南部、南津軽郡にある町。1923年(大正12)町制施行。1954年(昭和29)蔵館(くらだて)町と合併。JR奥羽本線、弘南鉄道(こうなんてつどう)、国道7号、454号、東北自動車道が通じる。古くから大鰐温泉温泉町として知られる。津軽平野南端に位置し、平地が少なく、わずかな水田傾斜地でのリンゴ栽培が行われる。背後阿闍羅山(あじゃらやま)はスキー場として知られ、1925年に全日本スキー選手権大会が行われた。面積163.43平方キロメートル、人口8665(2020)。

横山 弘]

『『大鰐町史』(1965・大鰐町)』


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