大西 信久(読み)オオニシ ノブヒサ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「大西 信久」の解説

大西 信久
オオニシ ノブヒサ


職業
能楽師(観世流シテ方)

肩書
観世流大西家7代目,能楽協会大阪支部長

生年月日
明治36年 3月15日

出生地
大阪府

学歴
高小卒

経歴
70年以上の舞台生活でシテ演能は2000番以上になる。昭和54年3月には最難曲といわれる「関寺小町」を大阪で舞って観世流の210曲を史上初めて完能。また日本能楽会理事、能楽協会大阪支部長として活躍、大阪観世会の統率者でもあった。人間国宝

所属団体
日本能楽会

受賞
大阪芸術賞〔昭和48年〕,芸能功労者表彰〔昭和58年〕

没年月日
昭和58年 12月1日 (1983年)

家族
弟=山階 信弘(能楽師),大西 信彦(能楽師)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

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