デジタル大辞泉
「大腹中」の意味・読み・例文・類語
だい‐ふくちゅう【大腹中】
度量の大きいこと。ふとっぱら。
「これには―の大殿様も聊か御機嫌を損じたと見えまして」〈芥川・地獄変〉
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だい‐ふくちゅう【大腹中】
〘名〙 (形動) (「だいぶくちゅう」とも) 度量の大きいこと。気が大きくてこせこせしないこと。また、そうしたさま。ふとっぱら。おおぶくちゅう。
※
人情本・契情肝粒志(1825‐27)三「斯かる大腹中
(ダイブクチウ)なる
気質の者を」
おお‐ぶくちゅう おほ‥【大腹中】
〘名〙 (形動) 度量が大きく、
小事にこだわらないこと。
太腹(ふとっぱら)。だいふくちゅう。
※俳諧・貞徳俳諧記(1663)下「茶で祝へ大ぶくちうな君が春〈是計〉」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報