大白衣(読み)ダイビャクエ

デジタル大辞泉 「大白衣」の意味・読み・例文・類語

だい‐びゃくえ【大白衣】

大白衣法」の略。
《「大白衣観音」の略》三十三観音の一、白衣観音のこと。

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精選版 日本国語大辞典 「大白衣」の意味・読み・例文・類語

だい‐びゃくえ【大白衣】

[1] 〘名〙 「だいびゃくえほう(大白衣法)」の略。
阿娑縛抄(1242‐81頃)九四「葉衣白衣同異如何。述者云、名号雖異、其意同也。白身即白衣菩薩。大白身即是大白衣也。白衣観自在亦名白処尊

おお‐びゃくえ おほ‥【大白衣】

〘名〙
肌着の白の小袖、または帷子(かたびら)
平治(1220頃か)中「大白衣(オホビャクエ)にてはうはう仁和寺殿へまゐり」

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