日本歴史地名大系 「大洞弁天建立鳥目寄帳」の解説 大洞弁天建立鳥目寄帳(元禄八年大洞弁天寄進帳)おおほらべんてんこんりゆうちようもくよせちよう 原本 井伊家(彦根城博物館寄託)解説 元禄八年彦根藩が弁財天堂の建立に先立ち、領内の僧俗・貴賤・老若を問わず二五万九千五二六人から奉加金を募った目録。原則として一人一文。現存六七冊だが、彦根町方一冊・在彦根武家方二冊・江州領分在方一冊などがあったと考えられる。各家・寺社ごとに戸主とその家族全員の名を記し、村方では村方役人、町方では町方役人・借家・下人の数と職種を知ることができる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報