大枝新村(読み)おおえだしんむら

日本歴史地名大系 「大枝新村」の解説

大枝新村
おおえだしんむら

[現在地名]上郡町大枝新

大枝村の西、鍛冶かじ村の東、千種ちくさ川が西に屈曲して形成した沖積平地に立地する。大枝村枝郷であったが、寛永五年(一六二八)大枝村から分村というが(明治一六年「苔縄組地誌略」大枝新自治会文書)正保郷帳では大枝村に含まれた。元禄郷帳に大枝村枝郷の注記付きで村名がみえ、高二〇二石余。江戸時代の領主変遷は元禄一四年(一七〇一)までは上郡村に、同年以降は小皆坂こかいざか村に同じ。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android