大東下分村(読み)だいとうしもぶんむら

日本歴史地名大系 「大東下分村」の解説

大東下分村
だいとうしもぶんむら

[現在地名]大東町大東下分

養賀ようか村の北東あか川の両岸に位置する。下分村ともいう。正保国絵図に村名がみえる。慶安四年(一六五一)の下分村検地帳によると田方一九町五反余・分米二五九石余、畑方一〇町八反余・分米九一石余、屋敷方一九(引方九・御役目屋敷一〇)・町方二一(引方一・御役屋敷二〇)。元禄十年出雲国郷帳によると高四八三石余、寛文四年(一六六四)の本田高四二六石余・新田高七石余。「雲陽大数録」によれば高四八〇石。「郡村誌」によると戸数一四三(うち社二・寺一)・人数六〇九、民業は農業七二戸・工業三〇戸・商業三七戸、物産は木綿二〇〇反。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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