大悟法村(読み)だいごぼうむら

日本歴史地名大系 「大悟法村」の解説

大悟法村
だいごぼうむら

[現在地名]中津市大悟法

こも神社の北にあり、北は助部すけべ村・中原なかばる村。文明一六年(一四八四)四月八日の宮道書状(永弘文書)に「就彼米未進之事上修院大悟(法カ)方、両度被懸御意候て」とみえ、大悟法氏は薦社の神官の一人であった。元和二年(一六一六)の細川忠興寄進状(薦神社文書)には「大貞村一(職)、以大語法之内百石奉寄進了」とあり、大語法の地を一〇〇石だけ薦社へ寄せている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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