大御饗(読み)オオミアエ

デジタル大辞泉 「大御饗」の意味・読み・例文・類語

おおみ‐あえ〔おほみあへ〕【大×饗】

天皇の食べる食事。おおみけ。
騰宮あがりのみやを作りて、―たてまつりき」〈・中〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「大御饗」の意味・読み・例文・類語

おおみ‐あえ おほみあへ【大御饗】

〘名〙 (「おおみ」は接頭語)
① 天皇のめしあがる食事。
古事記(712)中「宇沙都比古・宇沙都比売の二人、足一騰宮(あしひとつあがりのみや)を作りて、大御饗(おほみあへ)献りき」
宮中で、天皇が群臣にたまわる酒、さかな。

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