大庭七番村(読み)おおばひちばんむら

日本歴史地名大系 「大庭七番村」の解説

大庭七番村
おおばひちばんむら

[現在地名]守口市大庭おおば町一―二丁目・淀江よどえ町など

単に七番村ともいう。三番村の西に位置し北は淀川で限られる。淀川の文禄堤上を通ってきた京街道は当地で堤上から下りる。当地には中世広隆こうりゆう寺とよばれる寺院があり、広隆寺旧蔵の釣鐘が現在京都大悲山峰定ぶじよう寺に伝わる。鐘銘によると永仁四年(一二九六)阿波国以西郡八万の金剛光寺で鋳造、寛正六年(一四六五)広隆寺に買取られている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android