大川・赤石(読み)おおかわ・あかいし

日本歴史地名大系 「大川・赤石」の解説

大川・赤石
おおかわ・あかいし

[現在地名]東部町大字かのう

烏帽子えぼし岳山麓を南に流れる金原かなばら川を挟んだ、海善寺かいぜんじ村の北の集落。東は東上田ひがしうえだ村、西は栗林くりばやし村、南は海善寺村、北は田沢たざわ村と接す。

元和八年(一六二二)一二月の上田領川中島石高改帳(若林勅滋氏蔵)に「百拾弐貫四百文、一高弐百七拾七石六斗弐升八合 大川赤石村」とあるが、万治二年(一六五九)栗林村年貢定(竹内要人氏蔵)には栗林村の中に大川が含まれている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android