デジタル大辞泉
「大供」の意味・読み・例文・類語
おお‐ども〔おほ‐〕【大供】
《「子供」に対して作られた語》大人。多く、子供っぽい大人をからかい、皮肉っていう語。
「各町内の要所要所には―子供の一団が樽御輿をとりまいて」〈中勘助・銀の匙〉
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おお‐ども おほ‥【大供】
〘名〙 (「こども(子供)」に対して作った語)
①
気持や
行動の子供っぽいおとな。からかい、あざけりなどの気持をこめていう。
※俳諧・境海草(1660)春「いざこども大どももみん豊後梅〈
宗因〉」
② 子供に対してのおとな。
※紐育(1914)〈
原田棟一郎〉
株式市場を観る「
芝居の
便所と云った風に幾つかの仕切りがあって、
其処へ大供
(オホドモ)小供がどれにもこれにも、一ぱい出たり入ったりして居る」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報