大中居村(読み)おおなかいむら

日本歴史地名大系 「大中居村」の解説

大中居村
おおなかいむら

[現在地名]川越市大中居

高島たかしま村の南、九十ぐじゆう川左岸低地に立地。東部小中居こなかい村境辺りに古代の条里遺構が残る。検地は慶安元年(一六四八)に実施された(風土記稿)。田園簿に村名がみえ、田高二二九石余・畑高一一七石余、川越藩領(幕末に至る)。寛文四年(一六六四)の河越領郷村高帳では反別田三四町六反余・畑一六町三反余、ほかに開発分高二〇石余(反別田二町余・畑九反余)。元禄一五年(一七〇二)の河越御領分明細記では高三三四石余・外高三二石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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