大一(読み)たいいつ

普及版 字通 「大一」の読み・字形・画数・意味

【大一】たいいつ

極大。〔荘子天下至大は外無し。之れを大一と謂ふ。至小無し。之れを小一と謂ふ。無厚は積むべからず。其の大いさ千里。

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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

世界大百科事典(旧版)内の大一の言及

【太一】より

…〈大一〉〈太乙〉また〈泰一〉とも表記される。《荘子》などでは〈道〉の同義語として用いられているが,《淮南子(えなんじ)》天文訓に〈紫宮は太一の居なり〉といい,鄭玄(じようげん)が〈太一は北辰の名なり〉というように,やがて天界の紫微宮を居所とする北極星の神名となり,漢代では宇宙の最高神と考えられた。…

※「大一」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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