大ヶ島村(読み)おおがしまむら

日本歴史地名大系 「大ヶ島村」の解説

大ヶ島村
おおがしまむら

[現在地名]邑久町豊原とよはら

現邑久町の南西端に位置し、西は長沼ながぬま村、南は下阿知しもあち(以上現岡山市)に接し、集落は天台宗大賀島おおがしま寺を中心にした山上にある。寛永備前国絵図に村名がみえ、高二二八石余。正保郷帳には枝村として長谷ながたに村が載る。寛永一一年(一六三四)以降、当村のうち八二石余は大賀島寺領であった(「池田光政寄進状」大賀島寺文書)。「備陽記」では田畑一四町四反余、家数三八・人数二〇一。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android