外記の政始(読み)ゲキノマツリゴトハジメ

デジタル大辞泉 「外記の政始」の意味・読み・例文・類語

げき‐の‐まつりごとはじめ【外記の政始】

平安時代年始改元廃朝のあとなどに、公卿外記局に参集して、まつりごとを行う儀式

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「外記の政始」の意味・読み・例文・類語

げき【外記】 の 政始(まつりごとはじめ)

平安時代、年始、改元、廃朝の後などに、外記局に公卿が参集してはじめて政事を行なう儀式。後には御斎会(ごさいえ)の後の吉日を選んで行なった。《季・新年》
吉続記‐文永八年(1271)正月二六日「今日外記政始也、午一点着束帯〈略〉参衙」

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