デジタル大辞泉
「夕河岸」の意味・読み・例文・類語
ゆう‐がし〔ゆふ‐〕【夕河‐岸】
魚河岸で、夏の間、近海でとれた魚を夕方に売った店。《季 夏》
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
ゆう‐がし ゆふ‥【夕河岸】
〘名〙 夕方ごろの
魚河岸。夕方近くなって、押し送り舟などで到着したばかりの鮮
魚類を売り出している魚河岸の店や、それらを売って歩く者。また、それらの魚類。《季・夏》
※談義本・根無草(1763‐69)後「此宗一派の洪匠とあをがれ、
密教とやら夕河岸
(ユフガシ)の、
阿字本不生(あじほんぶしゃう)の背ごし膾、酢の過ぎた
衆生を化す」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報