声文を成す(読み)こえあやをなす

精選版 日本国語大辞典 「声文を成す」の意味・読み・例文・類語

こえ【声】 文(あや)を成(な)

(「詩経大序」の「情発於声、声成文、謂之音」による語) 声に感情がこもり美しい調子を作る。
筑波問答(1357‐72頃)「毛詩といふ文に、『声のあやをなす』といふも、言葉の花の事にや」

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