塩灸(読み)シオヤイト

デジタル大辞泉 「塩灸」の意味・読み・例文・類語

しお‐やいと〔しほ‐〕【塩×灸】

塩を塗り、上にもぐさを置いて据えるきゅう
「あとほど煙強くなりて、―を待ちかねしに」〈浮・五人女・三〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「塩灸」の意味・読み・例文・類語

しお‐やいと しほ‥【塩灸】

〘名〙 灸の最後に塩をつけ、その上にもぐさを置いてすえること。また、その灸。
※俳諧・崑山集(1651)一二「野のはらにけぶるや霜の塩やいと保友〉」

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