塩押(読み)しおし

精選版 日本国語大辞典 「塩押」の意味・読み・例文・類語

しおし しほし【塩押】

搦手から(1915)〈長谷川如是閑〉くつしたの穴「出古(だしふる)しの塩押(シホシ)茄子のやうな僕の靴が列べられた時」

しお‐おし しほ‥【塩押】

〘名〙 魚、野菜などを塩に漬け、おもしで押しつけること。また、その漬物塩漬け。しおし。
※二条宴乗日記‐元亀二年(1571)六月七日「法花寺へ参。樽一荷持申候。鮎塩押共取肴に持」

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