堀田温泉(読み)ほりたおんせん

日本歴史地名大系 「堀田温泉」の解説

堀田温泉
ほりたおんせん

[現在地名]別府市南立石 堀田

鶴見つるみ岳の東麓にある。別府八湯の一つだが、現在は堀田東温泉・同西温泉に分けてよばれ、市より給湯されている。泉温摂氏四〇―五〇度。元禄七年(一六九四)当地を訪れた貝原益軒は「豊国紀行」に「立石村の上、西の方三町ばかり、山の麓に近き所に温泉いづ。広さ方八尺ばかり、極めて清潔にして温和なり。湯の色淡白にして蛤の汁のごとし。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

デジタル大辞泉プラス 「堀田温泉」の解説

堀田温泉

大分県別府市、鶴見岳の東麓にある温泉。“堀田”は「ほりた」と読む。別府八湯のひとつ江戸時代湯治場として開かれた。

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