基肄城址(読み)きいじょうし

精選版 日本国語大辞典 「基肄城址」の意味・読み・例文・類語

きい‐じょうし ‥ジャウシ【基肄城址】

佐賀県基山(きやま)町北端の基山(きざん)(=標高四〇四メートル)にある朝鮮式山城の址。基肄城大野城とともに天智天皇四年(六六五)に築かれ、大陸に対して大宰府(だざいふ)防御をしたもの。延長約三・九キロメートルの土塁石塁水門などが残っている。特別史跡。椽城(きじょう)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android