埋祟(読み)まいすい

普及版 字通 「埋祟」の読み・字形・画数・意味

【埋祟】まいすい

宋代、大日のたたり祓い。〔東京夢華録、十、除夕〕除日に至り、禁中、大儺(たいだ)の儀をす。竝びに皇の親事官を用ふ。班直だ假面を戴き、畫(しうぐわ)色衣、金鎗旗を執る。鍾馗(しようき)・小妹・土地・竈(さうしん)のに裝ひ、共に千餘人、禁中より祟(たたり)を驅(か)り 南門外~に出す。之れを埋祟と謂ふ。~是の夜、禁中の爆竹山呼す。

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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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