埃塗(読み)ほこりまみれ

精選版 日本国語大辞典 「埃塗」の意味・読み・例文・類語

ほこり‐まみれ【埃塗】

〘名〙 (形動) =ほこりまぶれ(埃塗)
※社会観察万年筆(1914)〈松崎天民〉蛮カラ列伝「旅宿牡丹屋へ、塵埃塗(ホコリマミ)れの靴を脱いだ一人旅客がある」

ほこり‐まぶれ【埃塗】

〘名〙 (形動) ほこりにまみれること。ほこりだらけになること。また、そのさま。ほこりまみれ。
※俳諧・江戸十歌仙(1678)一「都かへり荷口を払へ萩の露〈幽山〉 ほこりまぶれの鹿の起伏春澄〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android