地唄舞(読み)じうたまい

精選版 日本国語大辞典 「地唄舞」の意味・読み・例文・類語

じうた‐まい ヂうたまひ【地唄舞】

〘名〙 (多く地唄を地にするところから) 京舞(きょうまい)別称
※地唄(1956)〈有吉佐和子〉「地唄舞という女の畠に女形分野を開拓してみよう」

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改訂新版 世界大百科事典 「地唄舞」の意味・わかりやすい解説

地唄舞 (じうたまい)

上方舞(かみがたまい

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百科事典マイペディア 「地唄舞」の意味・わかりやすい解説

地唄舞【じうたまい】

上方(かみがた)舞

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「地唄舞」の意味・わかりやすい解説

地唄舞
じうたまい

上方舞

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世界大百科事典(旧版)内の地唄舞の言及

【上方舞】より

…昭和になって上方舞が東京に進出し,武原はんと神崎ひでの神崎流の系統がある。 上方舞のうち,地歌を舞の地に用いるものを〈地唄舞〉といい,上方舞諸流はそのレパートリーの中心に置いている。地唄舞は広義には上方舞を指すこともある。…

【地歌】より

…〈地歌〉の語の公式使用例の最初は,1875年(明治8)の〈地歌業仲間〉(のちの当道音楽会)の結成時である。地歌による上方舞を〈地唄舞〉と命名したのは,東京の米川文子であるが,上方舞は地歌のみによらないし,すべての地歌が舞に用いられるものでもない。
[歴史と分類]
 三味線音楽の芸術化につとめたのは,16世紀半ばから17世紀半ばにかけて,三味線そのものの伝来・改良に関与した盲人音楽家たちであったが,彼らが作曲した最古典曲は,前代または当時流行していた小編の歌曲(小歌)を組み合わせて,これに三味線を結びつけて芸術歌曲化したものであった。…

【日本舞踊】より

…これを上方舞と呼び,とくに京都で成立したものを京舞という。また地唄を伴奏とするため地唄舞ともいわれる。舞を基本とし,能の舞や人形振り,歌舞伎の振りを加えて完成させたもので,静的な象徴的な味わいに特色をもつ。…

※「地唄舞」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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