在自村(読み)あらじむら

日本歴史地名大系 「在自村」の解説

在自村
あらじむら

[現在地名]津屋崎町在自

宮地みやじ岳山塊の在自山(二四九メートル)水落みずおち(二四七メートル)の西側に位置する。南は宮司みやじ村。古代の宗像郡荒自あらじ(和名抄)中世の在自郷の遺称地。荒地(正保郷帳)、有自(「村々給知書上帳」中村家文書)、在司・荒司とも記した(地理全誌)。小早川時代の指出前之帳では在自村の田四六町一反余(分米五二四石余)・畠一九町八反余(分大豆一一一石余)。文禄三郡内知行方目録には鞍手くらて郡として「あらし村」が載る。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android