土曜日(読み)ドヨウビ

デジタル大辞泉 「土曜日」の意味・読み・例文・類語

どよう‐び〔ドエウ‐〕【土曜日】

土曜」に同じ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「土曜日」の意味・読み・例文・類語

どよう‐び ドエウ‥【土曜日】

〘名〙 =どよう(土曜)
※雨の日ぐらし(1891)〈山田美妙〉蝶のをしへ「土曜日(ドエウビ)午後の閑暇なのを幸ひ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

改訂新版 世界大百科事典 「土曜日」の意味・わかりやすい解説

土曜日 (どようび)

1936年7月4日号から37年11月5日号まで44号を発行したタブロイド6ページ月2回刊の雑誌当初は《京都スタジオ通信》として1935年8月に映画の大部屋俳優であった斎藤雷太郎により創刊され,第12号から《土曜日》と改題された。改題以後は中井正一能勢克男が編集に加わる。フランス人民戦線の流れをくむ活動で,映画についての記事があり,喫茶店におかれるなど,大衆文化との接触を保ち,半世紀後の日本の各都市のタウン誌先駆でもあった。斎藤らの検挙により終刊した。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の土曜日の言及

【反ファシズム】より

…共に長くは続かなかったが,コミュニストや社会主義者よりもリベラル派が中心に結集した広範なグループで,明確な反ファシズム運動を形成した。前者の系統からやがて,《世界文化》(1935年2月創刊),《土曜日》(1936年7月創刊)などによる関西知識人の反ファシズム文化運動が生まれ,後者に加わっていたかなりの人々は,反ファシズムの雑誌《社会評論》(1935年3月創刊)や《労働雑誌》(1935年4月創刊)の執筆者となった。ファシズム批判を公然と自らの著書名として刊行した著名な知識人は,長谷川如是閑と河合栄治郎であった。…

※「土曜日」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android