鶴見(読み)つるみ

精選版 日本国語大辞典 「鶴見」の意味・読み・例文・類語

つるみ【鶴見】

[一] 神奈川県横浜市の地名曹洞宗の大本山、総持寺がある。
梅松論(1349頃)上「武蔵の鶴見の辺に於て相戦けるが」
[二] 横浜市の行政区の一つ。横浜市の北東部にある。大正初年(一九一二)に埋立地が造成され、川崎市とともに京浜工業地帯の中心部を形成。北西部の丘陵地帯は住宅地。昭和二年(一九二七)成立。
[三] 大阪市の行政区の一つ。市の北東部、寝屋川下流の沖積地にある。第二次世界大戦前は河内レンコンやアヒルの特産地として知られた。現在は宅地化、工業化が進む。昭和四九年(一九七四城東区から分離成立。

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デジタル大辞泉 「鶴見」の意味・読み・例文・類語

つるみ【鶴見】[姓氏]

姓氏の一。
[補説]「鶴見」姓の人物
鶴見和子つるみかずこ
鶴見俊輔つるみしゅんすけ

つるみ【鶴見】[横浜市の区]

横浜市北東部の区名。海岸の埋め立て地は京浜工業地帯中心地総持寺がある。

つるみ【鶴見】[大阪市の区]

大阪市東部の区名。昭和49年(1974)城東区から分区

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「鶴見」の意味・わかりやすい解説

鶴見
つるみ

大分県南東部,佐伯市東部の旧町域。佐伯湾の南岸にある。八島大島などを含む。 1955年西中浦村,中浦村,東中浦村の3村が合体して鶴見村となり,1961年町制。 2005年佐伯市,宇目町,蒲江町,上浦町,弥生町,本匠村,直川村,米水津村と合体し,佐伯市となる。リアス海岸は数個の入江に分かれ,各入江の奥に半農半漁の小集落がある。山地が海岸のすぐそばまで迫っているため平地に乏しく,農業は急傾斜地でのミカン栽培が中心。漁業巻網と一本釣りのほかハマチ,真珠養殖も行なわれる。海食洞,海食崖の景勝地が多く,海岸部は日豊海岸国定公園。ほぼ全域が豊後水道県立自然公園に属する。

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[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクション 「鶴見」の解説

つるみ【鶴見】

鹿児島芋焼酎。酒名は、かつて阿久根に飛来していた鶴にちなみ命名。白麹を用いて甕壺で仕込む。蒸留法は常圧蒸留。原料はシロユタカ、米麹。アルコール度数25%。蔵元の「大石酒造」は明治32年(1899)創業。所在地は阿久根市波留。

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改訂新版 世界大百科事典 「鶴見」の意味・わかりやすい解説

鶴見 (つるみ)

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デジタル大辞泉プラス 「鶴見」の解説

鶴見

鹿児島県、大石酒造株式会社が製造する芋焼酎。

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